小学校6年間の教育費は総額いくら?公立・私立の全費用比較まとめ【2026年版】
小学校6年間の教育費、総額はいくら?
子どもが小学校に入学する前後、「これから6年間でいくらかかるのか」を把握しておきたい親御さんは多いはずです。
結論から言うと、公立小学校では6年間の教育費総額が200〜350万円、私立小学校では900〜1,200万円以上になるのが一般的です。この差は主に授業料・施設費の違いによるものです。
ただし、習い事や塾費用(特に中学受験準備)を加えると、公立でも受験ルートを選べば累計500万円を超えるケースもあります。
小学校6年間の費用内訳(公立・私立比較)
文部科学省「子供の学習費調査」令和5年度版をもとにした年間費用の比較です。
学校教育費(授業料・給食費・教材費など)
| 学年 | 公立小学校(年間) | 私立小学校(年間) |
|---|---|---|
| 小1 | 約10〜15万円 | 約100〜120万円 |
| 小2 | 約8〜12万円 | 約95〜115万円 |
| 小3 | 約8〜12万円 | 約95〜115万円 |
| 小4 | 約8〜12万円 | 約95〜115万円 |
| 小5 | 約8〜12万円 | 約95〜115万円 |
| 小6 | 約10〜15万円 | 約100〜120万円 |
| 6年間合計 | 約52〜78万円 | 約580〜700万円 |
※公立は給食費・教材費・学校徴収金を含む。私立は授業料・施設費・給食費等を含む目安。
学校外活動費(習い事・塾など)
学校外活動費は学年が上がるにつれて増加します。特に中学受験ルートを選んだ場合は、小4〜6で大幅に増えます。
公立小学校(中学受験なしのケース)
| 学年 | 習い事・塾費用(年間目安) |
|---|---|
| 小1〜2 | 12〜18万円 |
| 小3〜4 | 15〜22万円 |
| 小5〜6 | 18〜28万円 |
| 6年間合計 | 約90〜132万円 |
公立小学校(中学受験ありのケース)
| 学年 | 習い事・塾費用(年間目安) |
|---|---|
| 小1〜3 | 12〜20万円 |
| 小4 | 50〜80万円(受験塾開始) |
| 小5 | 70〜100万円 |
| 小6 | 100〜150万円 |
| 6年間合計 | 約244〜370万円 |
小学校6年間の総費用(ルート別まとめ)
| 進学ルート | 学校教育費 | 学校外活動費 | 入学準備費 | 6年間合計 |
|---|---|---|---|---|
| 公立・受験なし | 52〜78万円 | 90〜132万円 | 5〜15万円 | 約150〜225万円 |
| 公立・中学受験あり | 52〜78万円 | 244〜370万円 | 5〜15万円 | 約300〜463万円 |
| 私立小学校 | 580〜700万円 | 50〜100万円 | 20〜50万円 | 約650〜850万円 |
児童手当を6年間受け取った場合の総額
2024年10月以降の制度で、第1・2子の場合(月10,000円)を6年間受け取ると:
- 6年間合計:72万円(元本)
第3子以降の場合(月30,000円):
- 6年間合計:216万円(元本)
公立・受験なしのルートでは、児童手当の累計がかなりの割合を補填できます。一方で、中学受験ルートや私立小学校では補填できる割合は小さくなります。
学年別の費用ピーク
小学校6年間を通じて、費用が特に増えるタイミングは以下のとおりです。
| 時期 | 費用増加の要因 |
|---|---|
| 小1(入学時) | ランドセル・学用品など入学準備費が一時集中 |
| 小3〜4 | 習い事が複数になり月額が増加 |
| 小4(受験塾開始) | 受験を選んだ家庭は年間50〜80万円増 |
| 小5〜6(受験本番前) | 塾費用が年間100〜150万円に達する場合あり |
| 小6(2〜3月) | 中学入学準備費用(制服・入学金など)が集中 |
中学進学後の費用も早めに把握を
小学校の教育費が終わった後、中学・高校・大学と続く費用を把握しておくことが重要です。
| 段階 | 年間費用の目安(公立) | 年間費用の目安(私立) |
|---|---|---|
| 中学3年間 | 約150〜200万円/3年 | 約400〜600万円/3年 |
| 高校3年間 | 約120〜180万円/3年 | 約300〜500万円/3年 |
| 大学4年間 | 約200〜300万円/4年(国公立) | 約500〜700万円/4年(私立文系) |
小学校から大学卒業まで教育にかかる費用は、ルートによって1,000万〜3,000万円以上の差が生まれます。早めにシミュレーションして、家計と教育方針のバランスを確認しておきましょう。
よくある誤解 Q&A
Q. 公立小学校は授業料が無料では? A. 公立小学校の授業料(教育費)は無料ですが、給食費・教材費・遠足代・修学旅行費などの「学校徴収金」は発生します。これらが年間5〜10万円程度になります。
Q. 私立小学校に通わせると中学受験が有利になりますか? A. 私立小学校には内部進学制度がある学校も多く、系列の中学に進学できる場合があります。ただしすべての私立小学校が系列中学を持つわけではなく、外部受験が必要なケースも多いです。
Q. 中学受験は必ずしも私立中学を目指すのですか? A. 公立の中高一貫校(適性検査型)も中学受験のひとつです。倍率は高いですが授業料は公立水準のため、費用を抑えながら一貫教育を受けられる選択肢です。
Q. 小学校の教育費を節約するポイントはありますか? A. 習い事を一度に複数始めない、通塾開始学年を慎重に検討する、公立のスポーツ施設・公民館の安価な教室を活用するなどが有効です。
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